中里ミニマックスでは保護者や指導者の声を元に、コーチ会議で指導方針を決定しています。
2024年度の新チームでは、キャプテンや背番号を部員全員で決めました。
「今日の試合、がむしゃらに!なんとかしよう!」と、選手から出てくる気持ちを大切にし、全員で考え、課題をクリアし、チームスポーツならではの絆を大切にします。またその過程で、チームメイトへの思いやり、コミュニケーション能力向上、目上の人や教えてもらう人への礼儀を教えます。ただ過度な礼儀作法は強要しません。野球を通じて、人間育成にも貢献出来ればと考えています。「アイツはいいやつ」とクラスでも呼ばれるような子に育てるのがミニマックスの使命と考えます。
「絶対に勝たなければいけない」試合は本当に必要?
「絶対に勝つぞ!」試合前の子供たちは必ず声をかけあいます。当然、試合は勝てた方が嬉しいし、勝たせてあげたいと思います。でも小学生は心も体もまだまだ成長途上です。野球だけ一生懸命やるのも選択肢の一つですが、友達との遊び・家族との旅行など、他の貴重な経験も同様に大事だと考えています。その為に練習時間は少なくなり、試合には勝てないかもしれません。ですが、限られた時間の中で結果が伴わらなければ、それは監督コーチの責任であり、子供たちのせいではありません。これがチームとして「絶対に勝たなければいけない」になると勝利至上主義となり、様々な弊害が出てきてしまいます。子供にとっての今と将来を考えた時、何が正解かは難しいはずです。選択肢の一つとして、ミニマックスのような考え方のチームがあっても良いと思います。また、勝つ為に怪我をしてる子供を無理して出場はさせません。
20240301更新